Googleは8日、同社製ブラウザ「Google Chrome」をさらに発展させたプロジェクト「Google Chrome OS」を発表しました。Google Japan Blogで詳細が公開されています。
Google Chrome OS はオープンソースの軽量オペレーティング・システムであり、当初はネットブックをターゲットとしています。Google は年内にそのソースコードを公開します。それにより、2010 年後半には Google Chrome OS 搭載ネットブックが市場に登場することになるでしょう。
とある通り、ネットブックにインストールしても数秒で起動・WebにアクセスできるOSを目標に開発が進んでいるとのこと。Androidが携帯電話のOSならば、コンピュータにはGoogle Chrome OSを、といったところでしょうか。
カーネルはLinuxを採用するということで、セキュリティーリスクは(少なくともWindowsよりは)低いと言えるでしょう。ネット上では以前からUbuntu上で動くGoogle OSの噂が絶えませんでしたが、正式に開発が公表されたことで期待も一気にふくらみます。
Windows Vistaを起動するだけで仮想メモリにアクセスをはじめるうちのノートPCにも是非入れてデュアルブートにしてみたいですね。続報が楽しみです。