マイクロソフトは24日、Windows Phoneの次期メジャーリリースとなるコードネーム「Mango」を発表しました。プレスリリースも出ています。発売は2011年秋を予定しています。
Mangoに搭載された新機能は500以上となっており、中でも主要なものとして、次の3つをあげています。
- コミュニケーションの改良
- アプリへのよりスマートなアプローチ
- ブラウザーを超えたウェブの拡張
このうちブラウザーについては、Internet Explorer 9を搭載しHTML 5やハードウェアアクセラレーションを標準でサポートするとのこと。Bingとの連携も強化され、写真や音声での検索もサポートされています。
10月のWindows Phone 7出荷開始以降、Windows Phoneのエコシステムは着実に拡大しています。現時点で17, 000 以上のアプリがMarketplace上で利用可能であり、すでに世界中のパートナーからWindows Phone搭載端末が発売されています。最近ではNokiaとの提携が発表されました。加えて「Mango」では、Acer Inc.、富士通株式会社、およびZTE Corp.との新たな提携により、Windows Phoneのエコシステムはさらに拡大し、強化されます。本日、これらの企業は世界中の市場において新たなWindows Phone搭載端末の提供を開始することを表明しました。さらにマイクロソフトは、ブラジルポルトガル語、中国語 (簡体)、中国語 (繁体)、 チェコ語、 デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ギリシャ語、ハンガリー語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スウェーデン語の追加言語のサポートを発表し、消費者がWindows Phone Marketplace を介してアプリにアクセスできる国の数を大きく拡大しました。
Mangoは日本語もサポートされるため、2011年11月には「iPhone」「Android」に加えて「Mango搭載スマートフォン」が登場してくる可能性も高まってきました。すでに2強を築いているとも言えるiPhoneとAndroidにどこまで割って入ってくるか、楽しみですね。
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