マイクロソフトは10日、ルクセンブルクのSkypeを85億ドルで買収することで合意したと発表しました。プレスリリースも出ています。今後はマイクロソフトの一事業部になるとのこと。
Skypeは今後、マイクロソフトの主要製品であるXboxやXbox Live、KinectやWindows Phoneに組み込まれることになります。また、メッセージ関連のOutlookやMessenger、Hotmailもサポートされることも決定済みとのこと。
気になるのはiOSやAndroid、MacやLinuxといったいわゆる「マイクロソフト製品でないデバイス・OSのサポート」については次のように発表されています。
Skype will support Microsoft devices like Xbox and Kinect, Windows Phone and a wide array of Windows devices, and Microsoft will connect Skype users with Lync, Outlook, Xbox Live and other communities. Microsoft will continue to invest in and support Skype clients on non-Microsoft platforms.
ということで、マイクロソフトのプラットフォーム外のサポートも引き続き続けていくことが触れられています。マイクロソフトのオンラインサービスである「Windows Live」と競合する部分もかなりあるSkypeですが、今後どのように統合が進められていくのか、注目されます。