先日注文したリコーのコンデジ「GR DIGITAL IV」。その実力を確認するべく、小旅行に携行して行くことにしました。行き先は日本最大の湿原、尾瀬ヶ原です。
以下の写真は全てGR DIGITAL IVのAUTOモードで撮影した写真を、ブログ用にリサイズしています。
午前8時半に都内を出発し、練馬ICから関越自動車道を北上すること3時間。台風の接近が心配されていましたが、空はうっすら雲が出ている程度でした。
沼田ICを下りて国道120号を東へ向かう途中、尾瀬市場で昼食を取ることに。
ここで食べた「ジャンボから揚げ定食」がとにかくジャンボ。
マクロモードで寄ってみるとその大きさがわかるかと思います。
器からあふれんばかりの巨大唐揚げが5個。これでお値段900円というのだから驚きです。
外には無料の足湯コーナーもあります。カウンター式になっており、前にテーブルがあるのもポイントが高いです。尾瀬の山登りの前にまずはリラックス。
午後2時。いよいよ尾瀬へ足を踏み入れます。例年であれば9月下旬から10月上旬が紅葉の最盛期なのですが、鳩待峠へ向かうタクシーの運ちゃん曰く「今年は夏の気温が高く、見頃は来週」とのことでした。
山肌はまだまだ青々としていても、足下はすでに秋の気配が感じられます。
鳩待峠から山を下ること1時間。ついに尾瀬ヶ原に到着しました。足下は黄色一色!
アブラガヤをマクロで撮影。もうすっかり秋の色づきです。
これこれ!こういう写真が撮りたかったんです。AUTOモード・マクロオンだけでこんな写真を作ってくれる、GR DIGITAL IVを買って良かったと思える一枚です。
オオマルバノホロシも秋の準備を始めていました。
入山したのが午後ということもあって、人の数はまばらでした。見頃のピークを迎える次の3連休にはこの木道も大渋滞になりそうです。
本当は尾瀬沼まで歩きたかったのですが、日帰りということもあってここで引き返し。帰りに再び尾瀬市場の足湯につかり、山道の疲れを取ってから帰宅したのでした。
今回の旅ではすべてAUTOモードで撮影しましたが、何を撮ってもそれなりの絵になるので、気がつけばパシャパシャと300枚近く撮影していました。
旅行前は「たかが画素数1000万のカメラなんだし、携帯の1320万画素のカメラの方が綺麗に撮れるんじゃ無いか」なんて思いもありましたが、画素数というのはあくまでも一つの目安に過ぎませんでした。事実、1320万画素の携帯カメラよりも、GR DIGITAL IVの方がきれいな写真が撮れたのです。
そして、Eye-FiカードとiPadの親和性も抜群。撮った写真はEye-Fiの「ダイレクトモード」を使いその場でiPadに転送。他の人にそのまま見せることが出来ますし、手ぶれなどのミスもその場で発見しやすくなります。
よく、「良いカメラを持つと旅行に出たくなる」と言われますが、GR DIGITALは私にとってその言葉がぴったりでした。尾瀬の山道は運動不足の私にはややキツイものがありましたが、こんな写真が撮れるのであれば、多少の疲労も覚悟の上でもう少し遠いところにも脚を伸ばしたくなりますね。いやー久々にいい買い物をしました。