ウイルスバスター2001から使い続けること9年。最近では新機能以上に困った挙動が増えてきており、そろそろ別のセキュリティ対策ソフトに乗り換えるかなーと思っているときに、それを後押しするようなポップアップ広告が表示されるようになりました。
それがウイルスバスターの最新バージョン2010を導入すると出てくるこの広告。だいたい2週間に1回程度のペースでディスプレイの右下にぼこっと出てきます。内容は保険&PCサポートへ申し込みませんか?というもの。
この勧誘はウイルスバスタークラブの契約更新の時もパンフレットにしつこく書かれており、「最近はこんな抱き合わせをしてくるようになったか…」と半ばあきれつつ、このサポートには申し込まず、通常の契約更新を行いました。
ところがその後もしつこくこのようなポップアップを表示してきます。困ったことにこれは通常のウィンドウとは挙動が違います。
- タイトルバーをドラッグしても移動することが出来ない
- タスクバーに表示されない
- VNCなどの一部遠隔操作アプリでは描画されない
- 閉じるボタンが非常に小さく、押しづらい上に薄くなっており、「閉じるボタンは赤色」と認識しているパソコン初心者にとっては、どこを押せばウィンドウが閉じるのかわかりにくい
などなど。設定画面を見てもこのポップアップを非表示することは出来ず、どうやら仕様のようです。ポップアップを非表示にするには保険&PCサポートに契約する以外に方法がなさそうです。うーんこれはアドウェアと酷評されても仕方がないかも。