アップルは9日、WWDC 2009のKeynoteで新しいiPhone「iPhone 3G S」を発表しました。ニュースリリースも出ています。
新型iPhoneこと「iPhone 3G S」はカメラが3メガピクセルにパワーアップしたのをはじめとし、OSはiPhone OS 3.0にバージョンアップ、内部クロックやバッテリーの性能向上など、様々な点でパワーアップしています。
さて、気になるのは価格と発売日。発売日についてはアップルから6月26日と発表されています。日本でiPhoneを展開するソフトバンクモバイルは同日、自社のサイトにiPhone 3G Sの価格についてというページを公開しました。
これによると、iPhone 3G Sも現在展開している「iPhone for everybody」キャンペーンの適用対象とすることが発表されています。ただし、今回のラインアップは「16GB」と「32GB」モデルということもあり、実質0円で購入できるわけではないようです。
iPhone 3G Sの16GBを新規に頭金0円で購入する場合は次のようになるようです。
区分 | 名称 | 料金 |
---|---|---|
料金プラン | ホワイトプラン(i) | 980円 |
(必須契約) | S!ベーシックパック(i) | 315円 |
(必須契約) | パケット定額フル(キャンペーン) | 1,029~4,410円 |
端末代金 | iPhone 3G S 16GB(24回払い) | 2,400円 |
割引サービス | 月月割(24回) | -1,920円 |
合計 | 2,804~6,185円 |
32GBモデルの場合。
区分 | プラン名 | 料金 |
---|---|---|
料金プラン | ホワイトプラン(i) | 980円 |
(必須契約) | S!ベーシックパック(i) | 315円 |
(必須契約) | パケット定額フル(キャンペーン) | 1,029~4,410円 |
端末代金 | iPhone 3G S 32GB(24回払い) | 2,880円 |
割引サービス | 月月割(24回) | -1,920円 |
合計 | 3,284~6,665円 |
現行モデルの16GBと比べた場合、支払額の差は次のようになります。
機種名 | 合計料金 |
---|---|
iPhone 3G 16GB | 2,784~6,105円 |
iPhone 3G S 32GB | 3,284~6,665円 |
差額 | +500円 |
実際には、現行モデルの16GBは生産を終了し、廉価版として8GBモデルを値下げして併売することが決定しており、この表は何の役にも立ちませんが、目安として「新型は500円増し(実際には2年縛りなので500*24=12,000円増し)で手に入る」ということが言えると思います。
「iPhone for everybody」が始まった当初は、そろそろ新型が出るから在庫一掃のためのキャンペーンなんだな、と思っていましたが、まさか新型にも適用とは。
月々の最低月額使用料だけを見ると、32GBモデルを買ってもいいかな、という気はしますが、これを2年間払い続ける必要があること(=78,816円)を考えると、「6月26日にソフトバンクショップに直行!」とまでは行かないんですよねぇ。もうちょっと検討の余地ありかも。