ドコモは21日、パケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」と「Biz・ホーダイ ダブル」を統合することを発表しました。ニュースリリースも出ています。このほか、「メール使いホーダイ」専用のパケット定額サービス「パケ・ホーダイ シンプル」と「Biz・ホーダイ シンプル」の統合も発表されています。
Biz・ホーダイ ダブルはiモードに非対応のスマートフォン向けの料金プランで、Biz・ホーダイ定額対応アクセスポイントを利用した通信の上限額が5,985円に設定されています。ただし、iモードなど、上記以外の通信をした場合の上限は13,650円と2倍以上に跳ね上がってしまいます。
逆の場合も同様で、パケ・ホーダイ ダブルに契約していながら、Biz・ホーダイ定額対応アクセスポイントを利用した場合、上限額は13,650円になってしまいます。
つまり、iモード対応の携帯電話とスマートフォンを1つのFOMAカードで使い分けている人にとってはどっちのプランに契約していても、片方は上限が13,650円に設定されてしまっていたということ。今回、統合が発表されたことで、Biz・ホーダイ定額対応アクセスポイントを利用した場合でも上限が5,985円で固定されるようになります。
Biz・ホーダイ ダブルの契約中のユーザーは2010年4月1日より自動的に統合されたパケ・ホーダイ ダブルに切り替わるとのこと。iモード対応端末だけを持っている人にとっては、今回の統合でうける影響は何もありません。恩恵を受けるのは「Biz・ホーダイ ダブルに契約していながらiモードやiモードフルブラウザを使う」人のみとなります。