ドコモは30日、2段階パケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」の下限を390円に値下げすると発表しました。ニュースリリースも出ています。適用は本日、2009年8月1日からとなっています。既に契約済みのユーザは手続き無しでこの変更が適用されるとのこと。
パケット定額制の値下げはau、ソフトバンクモバイルが既に下限を390円に統一しており、ドコモは今回これに追従した形になります。auとソフトバンクモバイルが1パケット当たりの単価が0.105円であることに対し、ドコモは0.084円に据え置いています。
私は既に新規申し込みが終了した「パケットパック10」に契約しているのですが、これのパケット単価は0.105円となっています。パケット単価は高いのですが、このパケットパック10は1,050円分の無料通話・通信料が付属しており[1]、通話も1,050円に含めることできることを理由に契約し続けてきました。
ただ、最近は通話もほとんどしなくなったため、改めてこのパケ・ホーダイダブルの料金体系を比較してみることに。
それがこちら。パケットパック10は月1,050円の利用料金がまるまる無料通信・通話分となっているため、開始料金は0円に設定してあります。
このグラフを見る限り、今回値下げされた390円に達した時点で既にパケットパック10の方が高くなっていることが分かります。交点は約3714パケット。月に3714パケット以上通信し、通話をしない場合は今回値下げされたパケ・ホーダイ ダブルに契約した方が若干得をするようです。
私の先月のパケット通信量は8200パケットちょいなので、パケ・ホーダイ ダブルの場合は670円ちょいの支払いで済みます。400円程度安くできる計算に。
もうすこし詳細に比較・検討してみますが、9月からようやく定額制に移行できる見込みが立ちそうです。
- 現在のパケット定額サービスに無料通話分は含まれない [back]