auが2010年6月に発売し、一旦不具合で販売が停止されたものの、9月に販売が再開された同社初のAndroidスマートフォン「IS01」が今ネット上で密かにブームになっています。その理由が「月額8円払うだけでAndroid端末が手に入る」ことにあります。
なぜ8円なのか
真っ先に思うのが「なぜ8円なの?」ということでしょう。私もそうでした。その内訳は次の通り。
区分 | 名称 | 料金 |
---|---|---|
料金プラン | プランEシンプル | 1,560円 |
割引サービス(2年縛り) | 誰でも割 | -780円 |
スマートフォン向けサービス | IS NET | 315円 |
キャンペーン(24回) | IS01/02割 | -1,095円 |
ユニバーサルサービス | – | 8.4円 |
合計 | 8.4円 |
つまるところ、毎月の出費となっているのはユニバーサルサービス料だけということになります。もちろん、これは3Gネットワークへ接続してのパケット通信や、音声通話を一切しない前提ですが。
月8円を実現するにはキャンペーン「IS01/02割」の利用が必須
月8円を実現する為にはもうひとつ、条件があります。それが2010年9月から始まっている「IS01/02割[1]」を利用すること。このキャンペーンは記事執筆時点で2010年12月19日までの期間限定[2]となっており、それを過ぎると上記表の「IS01/02割 -1,095円」が無くなるため、IS01を全く使わなかった場合でも次の料金がかかることになります。
区分 | 名称 | 料金 |
---|---|---|
料金プラン | プランEシンプル | 1,560円 |
割引サービス(2年縛り) | 誰でも割 | -780円 |
ユニバーサルサービス | – | 8.4円 |
合計 | 788.4円 |
オプションとなっているIS NETを外しても、月788円の出費がかかります。
ずっと8円では使えない
IS01/02割を使って見事、月8円のAndroid端末生活を実現したとしても、それが永遠に続くわけではありません。なぜならIS01/02割の割引期間は24ヶ月、2年間のみだからです。24ヶ月を過ぎた場合は、先に述べたとおり、最低出費は788円に引き上げられます。
まとめると
月8円で使うためには以下の条件を全て満たす必要があります。
- IS01/02を新規もしくはMNPで契約し、「IS01/02割」の適用を受けること
- 料金プランは「プランEシンプル+誰でも割」にすること
- 契約後、3Gパケット通信や音声通話を全くしないこと
加えて。
- 端末代金が0円であっても、新規契約時には契約事務手数料が2,835円かかる
- 8円で使い続けられるのは24ヶ月目まで、それ以降は788円になる
契約事務手数料はどの携帯電話会社と契約する場合でもかかりますので、ここは割り切るしかありませんね。後者については、24ヶ月経過後にauを解約するというのも一つの手ではあります。
そこまでしてIS01を買う意義
複数の条件を飲んでまでIS01を入手する理由としては最初に述べたとおり「格安でAndroid端末を入手できる」ことに尽きます。iOSを試したいと思っても最も安い「iPod touch 8GB」でも20,900円しますし、Windows Phone 7に至ってはまだ国内での展開が始まっていません。
次の世代の一角を担うであろうAndroidに月8円で触れるチャンスがあるとなれば、これを利用しない手はないかと思います。3Gパケット通信が出来なくとも、Wi-Fiで事足りますし[3]、フルキーボードや5.0インチタッチパネルは他のISシリーズには無い魅力だと思います。
最近では端末価格が「新規・MNP 0円」だったのが「MNP時のみ0円・新規時は定価販売」にシフトする販売店も出てきており、まさに今が本体0円で入手するラストチャンスかもしれません。
・・・そろそろ小型のデバイスを効率良く持ち歩く方法を考えないといけませんね。
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購入後、最初に行った設定についてAndroidスマートフォン「IS01」を手に入れてまず行った設定6項目という記事を書きました。よろしければこちらも合わせてご覧下さい。