バッファローは18日、ドコモの3G回線に同時に6台まで接続できるモバイルルータを発表しました。プレスリリースも出ています。正式名称は「Portable Wi-Fi」となっています。
Portable Wi-FiはNTTBPとの共同開発によって実現した製品で、ドコモのFOMAネットワークに同時に6台の端末が接続できる小型ルータとなっています。そのほかにもFREESPOTやソフトバンクのBBモバイルポイントなどにも標準で対応しています。バッテリー連続動作時間は通信時で6時間、スタンバイ時で30時間となっています。
ドコモ、iPad向けSIMカードの提供を断念でも取り上げましたが、ドコモはiPad用のmicro SIMを提供できなくなった以上、Wi-Fi経由で回線を提供するしか手段が残されていません。ドコモの新製品発表会ではiPadの製品名こそあげなかったものの、この製品をつかってiPadをドコモのネットワークで使うことを目的としていることは間違いなさそうです。
気になる製品の値段などの詳細は2010年5月25日にバッファロー、NTTBP合同実施の新製品発表会で明らかになるとのこと。続報に期待ですね。