ウィルコムは11日、Windows Mobileの最新バージョン6.5を搭載したアドエスの最新モデル「HYBRID W-ZERO3」を発表しました。プレスリリースも出ています。製品型番は「WS027SH」となっています。発売は2010年1月を予定しているとのこと。
アドエスは2005年の初代機「WS003SH」以降、ほぼ毎年アップデートされており、今回のHYBRID W-ZERO3は6代目となります。
今回の製品の特徴はPHSとW-CDMAの2種類の通信方式に対応していること。これがHYBRIDの名前の由来伴っています。国内ではウィルコムのPHS回線で、海外ではGSM方式で通信が可能になっています。
そのほか、QWERTYキーボードの廃止やXcrawlの復活など、ハードウェア面でも大きな変更が。OSは現時点では最新となる「Windows Mobile 6.5 Professional」を搭載しています。
ところで、ウィルコムは今年の3月からFOMAネットワークに相乗りするサービスWILLCOM CORE 3Gを展開していますが、HYBRID W-ZERO3もこのネットワークを利用できるのでしょうかね。現時点ではあまりメリットがないかもしれませんが、PHSネットワーク外でもアドエスが利用できる可能性があるというのは評価すべき所ではないでしょうか。