マイクロソフトは12日、次期Internet Explorer 9のベータ版を2010年9月15日に公開することを明らかにしました。The Windows Blogに記事が公開されています。同日には招待制のイベントも予定されているとのこと。
Internet Explorer 9は2010年3月にプラットフォームプレビュー版が公開され、その後も何度かアップデートが重ねられてきました。JavaScriptのパフォーマンス向上や、ハードウェアアクセラレーションによるレンダリング速度の向上、HTML5やCCS3など標準規格への準拠などが目玉となっていましたが、戻る・進むボタンなどの基本機能から、フィッシング対策機能やアドレスバーなど、多くの機能が実装されておらず、一般ユーザーが試すには敷居が高かったバージョンです。
ベータ版になれば、不具合こそ残るものの、製品版のテストも兼ねることになるため、これまでよりも敷居はぐっと下がります。IE6でレンダリングの解釈バグに愛想を尽かした方は、一刻も早くIE9のレンダリングを確かめたいと思うはず。あと3週間ほどでその実証が出来ることになります。