劇場版「君に届け」レビュー

君に届け

2010年9月25日に全国東宝系にて公開が始まった映画君に届けを見てきたのでレビュー。原作やアニメは未視聴、まっさらな気持ちで見てきました。

見終わってまず思ったのが「こんなべたべたな純愛もの、久々に見た」でしたね。途中で友人間の亀裂や衝突は何度か起こりますが、最後はしっかりとヒロインが結ばれるハッピーエンドになっています。2時間とちょっとという尺の映画でしたが、中だるみすることなく見ることが出来ました。

君に届け

ヒロインである黒沼爽子役を務めるのは多部未華子。NHKの連続テレビ小説「つばさ」のヒロインや、TBS系ドラマ「GM〜踊れドクター」に出演していました。今回の黒沼爽子は前述のキャラクターとは対照的に暗く、自分の気持ちをなかなか素直に出せない性格でしたが、とてもうまく演じていましたね。後半は彼女が持つ明るい性格を存分に出すようになり、彼女の笑顔がたくさん見られます。

君に届け

ヒロインに恋をする風早翔太役を務めるのは三浦春馬。TBS系ドラマ「ブラッディ・マンデイ」や日テレ系ドラマ「サムライ・ハイスクール」に出演していました。翔太も翔太なりに不器用なところがあり、爽子とは何度も気持ちがすれ違っているのですがそれを表情には出さずに振る舞うところが素敵でした。

ストーリー自体は前述の通り、ひねりのない恋愛ものとなっています。ギャグ要素も多少はありますが、劇場内大爆笑というわけでもなく、くすりと笑わせてくれるシーンがいくつかある程度。体育祭終了後からエンディング前まではやや退屈なシーンもありましたが、最初のシーンと最後のシーンが繋がるあたり、うまく演出されているなぁと思った次第。

エンディングテーマはflumpoolの「君に届け」。この曲が流れている時、それぞれのキャラクターの後日談が一緒に放映されるのですが、その後日談の会話が左チャンネルからしか聞こえません。したがってスクリーンに向かって極端に右側に座っているとエンディングテーマしか聞こえて来ず、何をしゃべっているのか聞き取れませんでした。この映画を見るときはスクリーン中央付近、もしくは左側に座ることをおすすめします。

公開から1週間が経ちましたが、人気未だ衰えずなのか、見に行った日が休日だったからなのか、館内はほぼ満席でした。観客としては10代が圧倒的多数、次いで20代、30代が少々といったところ。中には制服姿のカップルもいて、彼ら世代の映画なんだなぁと実感しました。原作やアニメを見ていなくとも楽しめたので、時間のある方はぜひ。

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