Windows Vistaに標準で付いているPCの指標化機能(ベンチマークではないらしい)、「Windows エクスペリエンス インデックス」ですが、どうやら将来的に最高値の上限が変化するように設計されているようです。
現在のWindows Vista(ビルド6001)ではスコアの範囲は1.0~5.9となっていますが、Windows 7(ビルド7000)では7.9が最高値に変化しています。(via マイクロソフトのEngineering Windows 7 ブログ)
ちなみに、このエクスペリエンス インデックスを最初に起動したときの値というのは、Vistaのインストール中に計測されているそうで。
インストール直後はビデオカードドライバが入っていない状態だったので、グラフィックスが1.0という最低スコアでした。2.0未満だと、強制的にAeroが無効になるようです。
で、これがビデオカードを入れた後のスコアとスペック。ビデオカードはちょっと古い?のにもかかわらず、最高スコアをたたき出してしまうあたり、Vistaの発売当時から比べて、ビデオカードの性能が飛躍的に向上したことが伺えます。
ちなみにこれがVistaデビュー機となったノートパソコンのエクスペリエンス インデックス。ノートだと、ビデオカードがオンボードであることがほとんどですので、基本スコアが3.0を超えるのは厳しいのではないでしょうか。