2010年1月に発売が予定されている、次期Windows(開発コードネームBlackcomb、後に7に)の正式名称がコードネームそのまま、Windows 7に決定したと複数のサイト(@IT・Internet Watch・Windows Vista 公式 Blog)が報じています。
コードネームが正式名称になるのはWindows史上初めてのことです。
7がバージョンならば1992年にリリースされたWindows 3.1以来のプロダクト名になるはずでしたが、Windows 7の由来はバージョンではなく単純に7番目のリリースだから、とのこと。Windows 7の内部カーネルバージョンはWindows Vista(6.0)をベースにした6.1を採用することがすでに決定しています。
Windows 7プレベータ版は10月末に行われる開発者向け会議PDCと、11月頭にWinHECで参加者に渡される予定です。
ちなみに、過去の主なWindowsのカーネルバージョンとプロダクト名の関係は次の通り。
リリース年 | バージョン | プロダクト名 |
---|---|---|
1992 | 3.1 | Windows 3.1 |
1995 | 4.0 | Windows 95 |
1996 | 4.0 | Windows NT 4.0 |
1998 | 4.1 | Windows 98 |
1999 | 4.1 | Windows 98SE |
2000 | 4.9 | Windows ME(Millennium Edition) |
2000 | 5.0 | Windows 2000 |
2001 | 5.1 | Windows XP |
2007 | 6.0 | Windows Vista |
2010(予定) | 6.1 | Windows 7 |
こうしてみると、Windows 95と98はバージョン的に中身が0.1しか違わなかったり、XPからVistaがいかに大幅に進化しているか、よくわかります。