米Microsoftは5月6日午後10時に一般公開すると発表していたWindows 7 RC(ビルド7100)の一般配布を前倒しし、5日よりWindows 7 Release Candidate Customer Preview Programにて配布を開始しました。
配布されているのは「英語」「ドイツ語」「日本語」「スペイン語」「フランス語」の各32ビット版、64ビット版で、ダウンロード・プロダクトキー入手にはWindows Live IDと簡単な個人情報登録が必要です。
ダウンロードできるファイル形式はISOとなっており、日本語版の場合、32ビット版(画面下)が約2.6GB、64ビット版(画面上)が約3.4GBとなっています。
Windows 7からIE、Windows Media Playerなど9項目を簡単に無効化できるようにでも触れたとおり、「Windows の機能の有効化と無効化」ではInternet Explorer 8やWindows Media Player(Media Features内)などをチェックボックスで簡単に無効化できるようになっていました。
注目の新機能、「Windows XP Mode」はデフォルトではインストールされておらず、別途マイクロソフト ダウンロードセンターからWindows Virtual PC ベータ版をインストールした後(無償配布されているMicrosoft Virtual PC 2007とは別物)、Windows XP Mode ベータ版をインストールする必要があります。
今回はISOイメージをVMware Workstationに読み込ませてインストールさせてみましたが、VMwareからは「Windows Vista」と認識されました。しかしながら簡易インストール機能が有効になり、インストールは20分ほどで完了。VMware Toolsのインストールから自動再起動まで含めても、30分以内に使用可能になりました。
起動もレスポンスもベータ時より早くなっており、確実に進化している感じです。
この7 RC、試用期限は2010年6月1日までとなっているものの、2010年3月1日以降は起動から2時間後に自動シャットダウンされるようになるとのこと。と、言うことは7正式版は3月1日以前にリリースされると考えて間違いなさそうです。