Windows 7 RCが5月6日午後10時に一般公開

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Windows 7 バージョン情報

Windows 7のベータ版は既に配布が終了していますが、最終候補版(Release Candidate)の配布日時が明らかになりました。

CNET Japanによると、米Microsoftのウェブサイトでは日本時間の5月6日午後10時に各言語版のRCが公開されるとのこと。日本語版に関しては、日本のマイクロソフトのサイトで配布予定が7日午前10時となっていることから、12時間早く入手できる計算になります。

RC版ではベータ版でユーザーから寄せられたフィードバックを多数反映しており、ベータ版にはなかったいくつかの新機能も搭載されています。試用期限も2010年6月1日までと、十分な期間が設けられています。

注目すべき新機能は、Virtual PCの技術を使った「Windows XP Mode」でしょう。XPとの互換性を持たせるために、7で動作しないアプリケーションを仮想環境で実行する機能で、7では最上位エディションの「Ultimate」とビジネス向けの「Professional(Vista Businessに相当)」に搭載予定となっています。今回のRC版はUltimateとなっているため、新たにXPのライセンスを取得しなくともこの機能を利用できることになっています。

VMwareやVirtualBoxに搭載された「ホストOSに接続されたUSB機器を利用できる機能」がこの「Windows XP Mode」でもようやく搭載されているとのこと。あとはDirect3Dへの対応状況が気になるところです。

Windows 7 RCのシステム要件は次の通り。

ハードウェア 32ビット版 64ビット版
CPU 1GHz以上
メモリ 1GB以上のRAM 2GB以上のRAM
ハードディスク 16GB以上の空き容量 20GB以上の空き容量
ビデオカード WDDM 1.0以上のドライバーで稼働するDirectX 9対応カード

一般公開に先駆けて、一足先にMSDN経由で入手したものを触れる機会がありましたので、触ってみて気がついた点として、ビルド番号がベータ版の7000から、RC版では7100になっている他、ウイルス対策ソフトをインストールした状態でも、クリーンインストール直後のVistaのメモリ使用量の下回る結果が出ていることが印象的でした。

そのとき積んでいるメモリは1GBでしたが、レスポンスとしては明らかにVistaより早く、XPと同等かやや早い、といった印象を受けました。
XPとの互換性も維持しつつ、Vistaより軽量化を果たした7 RC。発売日の正式発表も確実に近づいてきている感じです。

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