ウィルコムは18日、東京地方裁判所に申立を行い、会社更生手続きを開始したことを正式に発表しました。プレスリリースも出ています。これに伴い、2009年9月より行ってきた産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法所定の特定認証紛争解決手続(通称「事業再生ADR手続」)は同日をもって終了しています。
負債総額は2,060億円。事業再生ADR手続利用のお知らせのプレスリリースにもあった通り、次世代の高速モバイルデータ通信サービス「WILLCOM CORE XGP」への投資が負担になったことを理由に挙げています。現在、投資ファンドの「アドバンテッジパートナーズ」と「ソフトバンク」との協議の上、今後の支援や再建策を進めていくとのこと。現在ウィルコムを利用しているユーザーに対しては別プレスリリースで下線付きで次のように記載されています。
弊社は、今後も事業を継続し、現在弊社が提供させていただいております各種サービスにつきましても、従来通り継続をさせていただきます。
弊社では、今後も、より「便利で」「安心」「安全」なクオリティの高い快適な通信サービスの提供に向けて、全社を挙げて取り組んでいく所存でございますので、引き続き安心して弊社サービスをご愛顧くださいますようよろしくお願い申し上げます。
現在展開している事業サービスは維持したまま会社の更生を図っていくことを強調している形です。先月にはHYBRID W-ZERO3が発売されたばかりですし、今後もPHSシェアNo.1企業として独自のサービスを展開していってほしいものです。
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