マイクロソフト、Windows Phone 7 Seriesを発表

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Windows Phone 7 Series

マイクロソフトは現地時間の15日、携帯電話向けの最新OS「Windows Phone 7 Series」を発表しました。プレスリリースも出ています。今回発表されたWindows Phone 7はこれまでのマイクロソフトの携帯電話向けOSである「Windows Mobile」とは異なり、一からデザインされた新規OSとなっています。

Windows Moibleと異なる点として、「メーカーが独自のインターフェイスを加えることを禁止」したことがあげられます。Windows Phone 7ではマイクロソフトが一貫性のある統一されたUIを提供し、各メーカーはその上で動作するアプリケーションを提供するにとどまるとしています。また、必要な共通ハードウェアもマイクロソフトが確定することにより、各メーカーはWindows Phone 7が動作することを確信しながら、端末の製造を行うことが出来るとしています。

Windows Phone 7 Series Start Screen

Windows Phone 7の特徴は6つのハブから構成されるホーム画面。これは国内未発売のZune HDに似通った物になるとしています。6つのハブとその役割は次の通り。

People
連絡先を統合的に扱うハブ。単なるアドレス帳としての機能だけではなく「Facebook」「Windows Live Mail」「Hotmail」「Yahoo! Mail」「Gmail」「Outlook」「Exchange Server」に対応し、複数のサービスに登録された連絡先を縦断的に検索可能。
Pictures
画像や動画を取り扱うハブ。画像はiPhoneのようなタイル表示にも対応。
Games
Xbox LIVEと連動したハブ。フレンドのゲームスコアや最新のゲーム情報を参照可能。
Music + Video
Zune HDの機能をそのままWindows Phone 7向けに移植したようなハブ。操作性はZune HDと同じ。
Office
Microsoft Officeとの連携はこのハブで行う。録音やOneNoteとの提携も。
MarketPlace
iPhoneのAppStoreに該当するハブ。

iPhoneのホーム画面は横スクロールが可能なのに対し、Windows Phone 7は縦にスクロールするタイプなのも特徴的。ブラウザはデスクトップ版IEをベースにしたものを搭載することのことですが、Flashについては「バージョン1ではサポートしない」としています。
国内発売は現時点で未定ですが、Windows Mobile端末を発売しているキャリアからWindows Phone 7が出る可能性に期待します。

商品画像


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