日本マイクロソフトは5日、Windows XP/Vista/7を利用中のユーザーに対し、Internet Explorerの自動アップデートを実施すると発表しました。The Official Microsoft Japan Blogも更新されています。
当社ではこれまでも「自動更新」という形で最新版のブラウザーの提供を行ってまいりました。このたびの自動アップグレードでは、自動更新と同じく、既定のホームページや検索エンジン、そして既定のブラウザー設定はアップグレード前のブラウザーのものがそのまま引き継がれます。唯一異なるのが、自動更新ではお客様側でのインストール操作が必要なのに対し、自動アップグレードではインストール操作が不要で、Windows Update を通じて、自動でお使いの Windows がサポートする最新のブラウザーにバージョンアップされる点です。
via Internet Explorer の自動アップグレードについてのご案内 – The Official Microsoft Japan Blog – Site Home – TechNet Blogs
というわけで、今回の自動アップデートの特徴は「ユーザーがインストール操作をしなくてもアップデートされる」点にあります。OSインストール時点のIEを使っていたとしても、過去に「アップデートをしない」を選択していない場合の除き、自動的にアップデートが行われる仕組みです。
Windows XP/Vista/7を使っていれば勝手にアップデートされるというわけでも無く、実際には下記の条件を満たした場合に自動アップデートが行われます。
- Windows XP SP3を適用済みで、IE6/7を利用中のユーザ … IE8に自動アップデート
- Windows Vista SP2を適用済みで、IE7/8を利用中のユーザ … IE9に自動アップデート
- Windows 7 (無印)/SP1を適用済みで、IE8を利用中のユーザ … IE9に自動アップデート
Windows 7を除き、最新のService Packを適用していることが条件となります。何にせよWeb開発者の悩みの種だったIE6が自動アップデート対象となったのは喜ばしいことですね。
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