アップルは6日、iPhone/iPod touch/iPad向けに展開しているオンラインストア「App Store」のMac版にあたる「Mac App Store」をオープンしました。ニュースリリースも出ています。Mac App Storeを利用できるのはMac OS X 10.6.6にアップデート済みのSnow Leopardとなっています。
ダウンロードは「ソフトウェア・アップデート」から行います。Mac App Store単体の配布という形式でなく、以下のアップデートを含んだOSアップデートとして提供されます。
- これまでに修正されたアップルセキュリティアップデート
- Snow Leopard向けに提供されてきた10.6.1, 10.6.2, 10.6.3, 10.6.4, 10.6.5アップデート
- ランドスケープページにおけるPostscript印刷問題を修正
- ATIグラフィックカードを搭載したいくつかのMacで外部DVIディスプレイ接続時にマウスポインタの動きが不安定になる問題の修正
すでに過去のアップデートを適用済みの方向けのアップデートサイズは114.8MBとなっています。
アップデート完了後、再起動するとFinderの横にApp Storeアイコンが出現します。
こちらがMac App Storeのメイン画面。起動中に一瞬だけボタン表記が英語になりますが、すぐに日本語化されます。
これまで単体で販売されることの無かったワードプロセッサソフト「Pages」も2,300円で販売されています。
もちろん、無料アプリもあります。こちらはEvernote。
iOSのノウハウをMac OSに還元するMac App Storeですが、使ってみた感じはiOSのそれとほとんど同じ。初回購入時にはiTunes規約の改定に同意する必要がありますが、それ以降はワンクリックでインストールが可能です。
インストール後のアプリはアプリケーションフォルダに自動的に格納されるうえ、Dockにも自動登録されるため、「インストーラーを展開、アプリアイコンをアプリケーションフォルダにドラッグ、管理者権限のパスワードを入力、アイコンをDockにドラッグ」といったMacアプリの一般的なインストール作業はMac App Storeでは不要です。
開店当日のアプリ数は有料・無料あわせて1,000本以上。この操作性ならiPhone/iPod touch/iPad向けApp Store並みに内容が充実してくるのもそう遠くなさそうですね。
- Mac OS X 10.6 Snow Leopard
- アップル
- 2010/04/21
- 3,150 円 (5%OFF)
- (価格情報は 2011/01/07 現在のものです)
- Amazon.co.jp で詳細を見る