Googleは2日、Webブラウザから利用できるAndroid Marketをリリースしました。これにより、PCからAndroid端末のアプリを購入、ダウンロードまでをOTAで行うことが出来るようになりました。
OTAはOver The Airの略で、「接続中の3G回線、もしくはWi-Fiから情報をダウンロード」すること。AndroidはGoogleアカウントと紐付けされているため、PCからアプリを購入した場合でもAndroid端末がインターネットに接続していれば自動的にアプリのダウンロードが始まる仕組みになっています。
もし、Wi-Fiに接続しておらず、3G回線も圏外だった場合は、どちらかのネットワークに接続した段階で自動的にダウンロードが始まります。
実際にブラウザからAndroidマーケットにログインしてみると、自分のAndroid端末が認識されているのがわかります。ログインした状態でPCから何かアプリを買うと、触ってもいないのにAndroid側でダウンロードが開始されるのは不思議な感じです。ここはiPhoneと違ってMacのような「母艦に依存しないAndroid」ならでは、でしょうか。
購入履歴もPCから参照可能です。仮にAndroid端末を初期化して以前のアプリを復元しようとした場合、専用の復元アプリに頼るか、もしくは一つ一つ手動でダウンロードする必要がありました。
ブラウザ版Androidマーケットが出来てからは、PCから「履歴を開いてぽちぽちダウンロードボタンを押していくだけで、Android側にどんどんアプリが入っていく」ため、復元の手間もかなり減ることになります。
これまでandronaviのような外部サイトに頼っていたPCからのアプリ探しも、ブラウザ版Androidマーケットだけで完結しそうですね。
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