始まりがあれば終わりあり。Googleは2005年10月にサービスを開始したRSSリーダGoogle リーダーを2013年7月1日をもってサービスを終了すると発表しました。Official Google Reader Blogも更新されています。
There are two simple reasons for this: usage of Google Reader has declined, and as a company we’re pouring all of our energy into fewer products. We think that kind of focus will make for a better user experience.
via Official Google Reader Blog: Powering Down Google Reader
サービス終了の理由について、Googleは2つの理由をあげています。一つは「ユーザ数の減少」そしてもう一つが「他のサービスへの注力」としています。
ユーザ数は減少しているとはいえ、私も含め日本国内では相当数の利用者がいると思われます。サービス終了の案内はとても残念ではありますが、ユーザとしてはなるべく早く移行先を見つけなければなりません。
というわけで、2013年3月14日現在でGoogle Readerの代替サービスを3つあげてみます。
livedoor Reader
まずは日本人にはおなじみ、livedoor Readerです。Google Readerと同じく日本のユーザが多いことが特徴で、Google ReaderのRSSデータをインポートすることが可能です。一部のショートカットキーはGoogle Readerと同じであり、比較的移行がしやすいサービスでもあります。
Google Readerをブラウザから利用していた方にはlivedoor Readerがおすすめです。
Feedly
feedlyはGoogle Readerを参照する形で利用するWebサービスでしたが、Google Readerのサービス終了に伴い、シームレスに移行できる計画『プロジェクト・ノルマンディー』を発表しました。他社のAPIもそのまま受け入れると言うことでiPhoneやAndroidのGoogle Reader閲覧アプリをそのままfeedlyに移行することが可能となりそうです。
2013年7月1日以前にFeedlyアカウントを作成し、Google Readerとの連携を許可するだけで自動的に移行が完了となります。ブラウザだけでなく、iOS/Android向けの独自アプリからGoogle Readerを利用していた方にはfeedlyがおすすめです。
FlipboardもFeedlyと同じく、「Google Readerの代替」として名乗りを上げたWebサービスのひとつです。正確にはRSSリーダではなく、ソーシャルネットワークアグリゲーションアプリケーションソフトウェアという位置づけで、連携しているSNSのタイムラインなども一緒に読むことが出来るサービスとなっています。移行方法についてはInside Flipboardに詳細な手順が掲載されています。
RSSだけでなく、SNSのタイムラインも同時にチェックしたい方にはFlipboardがおすすめです。
以上、代替サービスとして3つを紹介しました。このほかにもYahoo! JAPANやReederもサポートを表明しており、7月1日までにかなりの代替サービスが登場する予感がします。ユーザにとってシームレスに、かつ同じようなインターフェイスを備えたサービスが登場することを願うばかりです。
- Google Reader
- Jesse Russell , 他
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