ドコモは24日、次世代通信LTEサービスとなる「Xi(クロッシィ)」を東京・名古屋・大阪の一部エリアで開始しました。
LTEはLong Term Evolutionの略で、現行の第3世代携帯電話と将来登場する第4世代携帯電話の中間に位置づけされており、ドコモのXiの場合は「下りはFOMAの最大約10倍」「通信遅延はFOMAの4分の1」「Xiサービスエリア外では(速度は低下するものの)FOMAエリアの利用が可能」といった点が特徴になっています。
つまるところ、現在の第3世代の進化形といったところでしょうか。12月24日現在で対応している機種は「L-02C」と「F-06C」の2機種のみ、いずれもデータ通信専用となっています。2011年冬には音声通話にも対応したXi対応機種が発表される予定となっています。
通信エリアについては2011年度中に全国県庁所在地級都市で、2012年度末には全国主要都市へと拡大される見通しです。
現在のドコモの主要サービスFOMAが開始されたのが2001年10月1日、私がmovaからFOMAに乗り換えたのが2003年10月でしたから、Xiも最初の2年間はエリア拡大と対応機種の増加待ちと言ったところでしょうか。
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