ドコモは10日、iPad向けに検討してきたmicro SIMの提供を断念したと発表しました。時事ドットコムに記事が掲載されています。これにより、ドコモの3Gネットワークを使ったiPadの通信は出来なくなることになります。
ドコモが、アップルに問い合わせたところ、日本で販売される端末が対応できる携帯電話の通信サービスは、当面、ソフトバンクに限られるとの回答があったということです。このため、ドコモは、iPadに対する携帯電話の通信サービスの提供を見合わせることになりました。
iPadはWi-Fi版と3G+Wi-Fi版の2タイプがあり、ドコモが検討してきたのは後者にセットするmicro SIMカードの提供でした。3G回線を提供できない以上、ドコモはWi-Fiスポットを設置することでiPadの通信回線を提供する手段しか残されていないことになります。今回の発表を見る限り、ドコモがアップルの契約条件を飲み込めなかったのではないでしょうか。
こうなるとWWDC 2010での発表が予想されている新型iPhoneもソフトバンクモバイルから販売される可能性が高まりますね。それにしてもiPadの予約のニュースがすごいことすごいこと…