Core i7自作パソコン、パーツ注文完了

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この記事はIntel Core i7を搭載した自作パソコンの連載記事です。この記事を含む、すべての記事はCore i7自作パソコン、まとめから閲覧することが出来ます。

Core i7自作パソコンの話題。Windows Vista Businessの購入を皮切りに、パーツを次々にネットで注文していった結果、いつのまにか全パーツを注文し終えていました。今回購入したパーツ/構成は次の表の通り。

パーツ構成 パーツ名
CPU Intel Core i7-920
CPUクーラー MUGEN∞2 無限弐 SCMG-2000
M/B GA-EX58-UD4
メモリ T3U1333Q-2G (DDR3 2GB 3枚組)
HDD WD1001FALS (1TB SATA300 7200)
光学ドライブ DVR-S7200LE
ビデオカード GF9600GT-E512HW2
OS (DSP版) Windows Vista Business 64bit edition + FDD
電源 M12 SS-700HM
ケース V9(VJ40001W2ZA)

今月6日に初めてパーツを列挙[1]してから、価格推移を1週間ほど見て一部を変更しました。当初の予算を2,500円ほどオーバーしたけれど、まぁこれくらいならいいでしょう。

Intel Core i7

CPUはもちろんIntel Core i7。この時点でマザーボードや対応メモリはかなり候補が絞られてしまう、縛りのきついパーツです。

i7は「i7-920(クロック周波数 2.66GHz)」「i7-940(2.93GHz)」「Extreme i7-965(3.20GHz)」の3モデルが発売されていますが、i7-920でもCore 2 Quadの最上位モデルQ9650(3GHz)を上回るベンチマークが記録されていることから、i7-920をチョイスしました。

今現役で使っているパソコンのCPUは「Intel Pentium 4HT(3.06GHz)」と「Intel Core 2 Duo T5500(1.66GHz)」なので、どちらと比較しても劇的なパフォーマンスアップが期待できるはずです。[2]

SCMG-2000

続いてCPUクーラー。オーバークロックしないので当初はまったく購入の予定が無く、リテールクーラーで十分だろうと思っていたのですが、自作PCの経験豊富な友人のアドバイスをありがたく受け止め、別途購入することにしました。
ソケットLGA1366に合うもので最も人気があるのがサイズから出ているこの「SCMG-2000」。値段も高すぎず、安すぎずちょうど良い感じ。

ただ、価格比較サイトのレビューなどを見ると装着にやや難があるようなので、初自作の私としてはちょっと心配。

GA-EX58-UD4

マザーボードは上位モデルの「GA-EX58-UD5」から昨年末に出たばかりの下位モデル「GA-EX58-UD4」へ変更。
理由はCPUよりも高い上に余計な機能が多い。LANポート2つなんて私には使いこなせないし、ビデオカード3枚差しによる3WAY NVIDIA SLIやATI CrossFireXもすぐには使用しないだろうという結論に。UD4はSLI未サポートなのですが、ここは妥協しました。まだまだSLIの力を発揮できるソフトウェアが少ないのも事実ですし。

T3U1333Q-2G

メモリも妥協。安くて大容量を、ということでPC3-10600 2GBの3枚セットのうち、もっとも値崩れしているCFDの「T3U1333Q-2G」をチョイス。
i7-920はモジュール規格PC3-8500までしかサポートしていないのですが、下位互換性があるためPC3-10600を積んでも問題無いようです。

WD1001FALS

その代わり、ハードディスクにはお金をつぎ込みました。世界最速とされている「WD1001FALS」を購入。デュアルプロセッサー搭載、32MBのキャッシュ搭載で従来の2倍の性能を発揮するとされています。
ネックは発熱と消費電力の高さ。寿命が縮まる原因となる発熱は、後述のケースの冷却能力に期待します。

DVR-S7200LE

光学ドライブは現在の所、OSのインストールとTSUTAYAから借りてきたDVD鑑賞くらいにしか使い道がないので、価格比較サイトで売れ筋No.1となっていた「DVR-S7200LE」をチョイス。
購入後にメーカーサイトの商品ページを見たところ「在庫限り」と書いてあり、メーカー自体は生産を終了している模様。売り切れる前に買っておいて良かった。

GF9600GT-E512HW2

ビデオカードは玄人志向のGeForce9600GT搭載「GF9600GT-E512HW2」をチョイス。何かと地雷扱いされやすい玄人志向の商品ですが、私自身はハズレを引いたことが無く、今回も思い切って購入しました。
現在使っているパソコンに搭載されているGeForce4 MX440だとまともに視聴できない地上デジタル放送の全画面表示ですが、このビデオカードなら滑らかに表示してくれるはず。

Windows Vista Business

OS選択については過去の記事[3]で触れてきたとおり。初の64bit OSである「Windows Vista Business 64bit edition」をチョイス。

XPと並行してVista(Home Basic)を使うようになってからもうすぐ2年が経ちます。未だに苦手感のつきまとうVistaですが、いい加減慣れていこうと気持ちを切り替え、今後必ず主流になる時代が来るであろう64bit OSに早い段階から触れておくことにしました。

SS-700HM

頭脳がCPUなら心臓は電源と言われるくらい、重要なパーツである電源はSeasonicの「SS-700HM」をチョイス。定格700W出力なのでi7でも多少余裕(+12V2はギリギリ)がありますし、冷却ファン・電解コンデンサが日本製であることも購入の決め手になりました。

Spedo

自作パソコンを組む上で最も個性が出るのがケースと言われていますが、最初にコレ欲しい!と思ったのはTSUKUMOネットショップで特集されていたSpedo VI90001W2Zでした。デザイン、冷却性もさることながら「Core i7に最適なケース」として紹介されている点が、ケース選びに迷っていた私の背中を押してくれるようでした。
しかし、やっぱり値段もそれ相応に高い。CPU以上にケースにお金を掛けているようでは「Core i7自作パソコン」とは呼べませんので、同じThermaltake社のケースの中からチョイスすることに。

VJ40001W2ZA

悩んだあげくたどり着いた結論がV9シリーズの「VJ40001W2ZA」でした。4つのファン(HDDを載せる3.5インチシャドウベイには青色LED付き)を搭載し、ツールフリー設計となっている点、電源ボタンのデザインが妙にかっこいい点が購入の決め手になりました。

というわけで、まとめるとCore i7-920、メモリ 6GB、HDD 1TB、64bit版Vista搭載のパソコンという構成になります。これまでメーカー製パソコン、BTOパソコンの購入や、友人の自作パソコンのアドバイスをしてきたことはありますが、自分で一から組むのは今回のi7が初めてになります。

このブログ上でも、試行錯誤する様子も含め、組み立てから64bit OSのカスタマイズまで幅広く触れていこうと思います。一部取り寄せのパーツもあるので、組み立ての準備が整うのは早くても1週間後になる予定。

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