ATOKには辞書データをメモリにあらかじめ格納して、変換速度を上げる「オンメモリ辞書」という機能がついています。
パソコンにメモリを6GB搭載していながら、実際には4GB弱しか使っておらず、もったいないなぁと思っていたので、この機能をオンにしてみることにしました。
ATOKのアイコンを右クリックして「プロパティ(環境設定)」を呼び出します。次に、「辞書・学習」タブを開き、左下にある「オンメモリ辞書」のチェックを入れてOKをクリックするだけ。
結果は微妙に速度が向上。通常の変換ではあまり違いを感じませんが、日本語から英語に変換する「日本語英語辞書」を呼び出す際はサクサクになりました。外部辞書に特に効果があるようです。
さらに、CPU負荷が高いときに文章を入力していると、突如ATOKが落ちて、MS-IMEになってしまう現象はほとんど起こらなくなりました。ATOK 2007時代からずっと悩まされてきた、ATOKが勝手にカナロックになる現象も今のところ発生していません。
オンメモリ辞書との因果関係ははっきりしませんが、チェックを入れていても問題はないのでこのまま使い続けています。
パソコンのメモリ容量が少ない場合や、使用中のアプリケーションに多くのメモリが必要な場合は、オンメモリ辞書の設定をしても、効果がない場合もあります。
via ATOK 2009 ヘルプ
ヘルプにこう記載されていることから、十分にメモリを搭載したパソコンでないと、動作が不安定になる可能性がありますので、注意。
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