Adobeは23日、Creative Suiteの最新版となる「6」を2012年5月11日に発売すると発表しました。プレスリリースも出ています。
CS6の大きな特徴として、パッケージ版・ダウンロード版の他に「Creative Cloud」と呼ばれるサブスクリプション版が用意されたことがあげられます。これは月額5,000円を支払うことで、Creative SuiteのMasterCollectionにあたる全機能を使えるサービスとなっています。
Creative Cloudで利用できるCreative Suiteのバージョンは常に最新版となっており、ユーザーにとっては「バージョンアップのたびにパッケージ版を買い直す必要が無い」、Adobeにとっても「継続的な収入が得られる」内容となっています。
なお、Adobe、Creative Suite 6のアップグレード版を期間限定でCS3・CS4ユーザにも提供へでお伝えしたとおり、次期Creative Suiteより2世代以上前のバージョンからのアップグレード版は用意されなくなります。CS6はいらないけどCS7は欲しい、というユーザーの場合、「CS7アップグレード版購入のためにCS6を買った方が安い」という現象が起こることも考えられます。
Creative Suiteのメジャーバージョンアップは約2年おきとなっており、Creative Cloudの利用料月額5,000円×24ヶ月=120,000円と、各アップグレード版を購入する差を考えると、どうしてもCreative Cloudよりアップグレード版の方が安く見えてしまいますね。
- Adobe Creative Suite 6 Master Collection Windows版 アップグレード版「S」(MC CS5.5からのアップグレード)
- アドビシステムズ
- 2012/05/11
- 61,521 円 (9%OFF)
- (価格情報は 2012/04/25 現在のものです)
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