マイクロソフトは10日、Windows 2000など一部製品のサポート終了を前に、最新のService Pack適用やOSの乗り換えを推奨するページを立ち上げました。プレスリリースも出ています。2010年4月から7月にかけてサポートを順次終了するのは「Windows 2000」「Windows XP Service Pack2」「Windows Vista RTM」の3製品となっています。
同日にオープンしたWindows デスクトップ製品のライフサイクルというページでは、それぞれの製品のサポートサイクルが詳細に記載されています。このうち、OSの延長サポートフェーズが2010年7月13日に終了する「Windows 2000」については、今後Windows Updateなどで修正プログラムが適用されなくなります。
一方、Windows XP Service Pack2とWindows Vista RTMについてはまだサポートフェーズ期間中であるため、現時点で最新のService Packである「Windows XP Service Pack3」と「Windows Vista Service Pack2」を適用すれば、今後もWindows Updateで引き続き修正プログラムが配信されるようになります。
Windows 2000は発売された2000年2月から10年と5ヶ月という長い年月にわたり、サポートが行われてきました。今でも一部企業やユーザーの間では「もっとも安定したOS」と信じられているだけに、今回のサポート終了を悲しむ声少なからずあるのではないでしょうか。Windows 2000の公式サイトからはすでにロゴが消失し、Windows Server 2008 R2へのアップグレード移行サイトになっています。
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