マイクロソフトが日本時間の2月10日に公開したWindows Updateに含まれる月例パッチ「MS10-015(KB977165)」を適用した一部ユーザーから、システムが無限に再起動を繰り返したり、ブルースクリーン(BSoD)になる現象が報告されています。
この更新が適用されているかどうかは、スタート→設定→コントロールパネル→プログラムの追加と削除から「更新プログラムの表示」にチェックを入れることで確認できます。一覧の中に「Windows XP セキュリティ更新(KB977165)」があればすでにこの更新は適用されています。
マイクロソフトはすでに問題を認識し、このパッチの公開を停止しています。
Our initial analysis suggests that the issue occurs after installing MS10-015 (KB977165). However, we have not confirmed that the issue is specific to MS10-015 or if it is an interoperability problem with another component or third-party software. Our teams are working to resolve this as quickly as possible. We also stopped offering this update through Windows Update as soon as we discovered the restart issues.
via The Microsoft Security Response Center (MSRC) : Restart issues after installing MS10-015
と、セキュリティー担当者は自身のブログに公開しています。現在この問題はサードパーティ製ソフトウェアによるものとは確認できておらず、調査中としながらも修正パッチは早急に提供する予定とのこと。
私もWindows Updateが10日に来た直後に詳細を確認せずに適用してしまったのですが、現在のところ無限に再起動に陥るような現象にはなっていません。とはいえ怖いので修正パッチが来るまでは再起動を控えるようにする予定です。