アドビは27日、次期Adobe Premiere ProとAdobe After Effectsを64bit版のみ発売すると発表しました。gihyo.jpにニュースリリースも出ています。
現在のビデオ制作ワークフローでは,ますます高まる解像度とリアルタイムなレスポンスが求められており,64-bitによる制作環境が普及しつつあるとのこと。64-bit OS上では大容量のメモリを有効活用できるため,ワークフローにおける編集スピードや性能が向上することで,クリエイターは本来の業務であるクリエイティブな作業に集中することができるようになる。
via ニュースリリース:アドビシステムズ,次期バージョンのAdobe Premiere ProおよびAdobe After Effectsを64ビット版のみで提供|gihyo.jp … 技術評論社
メモリ2GBの壁を突破できる64bit版に一本化した方が作業効率がアップすることから、今回の発表になったようです。これにより、現在発売中の「Adobe Premiere Pro CS4」と「Adobe After Effects CS4」が最後の32bit対応版となります。
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個人的には良くやった!という感じ。Mac OS Xはとっくに64bit化していますし、Windows 7をプレインストールしているPCメーカーも、最近では64bit版を搭載しているものも見かけるようになってきました。
アプリケーションが64bit化に対応・一本化すれば、OSレベルの64bit化も加速するでしょうし、Adobeという大手ソフトウェアメーカーがこのような対応に出たことは大いに評価すべき事だと思います。