マイクロソフトは、ヨーロッパ向けに出荷されるWIndows 7に同社製ブラウザ「Internet Explorer 8」をバンドルしないことを発表しました。
Microsoft On The Issuesによると、マイクロソフトがIEをバンドルしない理由について、「欧州競争法に抵触する恐れがあるため」としています。
IEが付属しないバージョンは「Windows 7 E」という名称で出荷され、PCメーカー、もしくはユーザーが自由にブラウザを選択出来る点は通常のWindows 7と変わりないとされています。
気になるのは、IEが無いWindowsがきちんと動作するか、ですね。マイクロソフトは「問題無い」としていますが、IEコンポーネントを利用したアプリケーションは多く[1]、100%動作させるには、結局バックグラウンドでIEコンポーネントを動かすしかないような気がします。
この時期にWindows 7 Eの存在を明らかにしたことは、「米国発売日=全世界同時リリース」を目指しているとも受け取れますね。日本での発売日も2009年10月22日になる可能性がまた一つ増えたことになります。
- 代表的な物で、Windows付属の「ヘルプ」など [back]