CPUに意図的に負荷を掛けてエラーが無いかチェックするソフトを見つけたのでメモ。名前は「Prime95」で、Windows版(x86/x64)、Linux版(x86/x64)、Mac版が用意されています。
自作パソコンをする人、オーバークロッカー[1]にはおなじみのソフトのようです。
解凍後、アプリケーションを実行するとこのようなダイアログが表示されるので「Number of torture test threads to run」がCPUのコア数[2]になっていることを確認してOKをクリックします。
OKを押した直後からタスクマネージャのCPU使用率が100%に張り付くようになり、試験開始です。停止させるにはメニューの「Test」→「Stop…」を実行すればOK。最後にエラー数が表示されます。
最低でも12時間程度連続して実行させ、ソフトが異常終了したり、CPUが熱暴走せず、エラーが0なら異常なしと言えるそうです。
念のため、タスクマネージャの他にCPU温度やシステム情報を表示・監視するソフトウェアを一緒に起動しておいた方がいいでしょう。実行したまま外出・睡眠するのは危険かも。
うちの環境(室温22度)ではPrime95実行前のCPU温度が17度だったのに対し、12時間後には47度まで上がっていましたが、エラーはありませんでした。終了直後に25度まで下がったのでちょっとびっくり。
SpeedFanが表示する温度が正確でないのか、それともCPUクーラーの排熱がとんでもなく優秀なのか…どちらにせよ異常なしでよかった。