2011年11月にWindows XPマシンに3TB HDDを増設して3ヶ月、結論から言いますと「空き領域が100GBを切ったあたりからXPで読み込めなく」なりました。
2.2TBを超えるHGST製のHDDをWindows XPで使うためには、同社が無償で配布しているHitachi GPT Disk Managerを使う必要があります。これにより、Windows XPでは対応していないGPTフォーマットのHDDを読み書きできるようになる…のですが。
Windows XP上で空き容量が100GBを切ったあたりから「ファイルまたはディレクトリE:\は壊れており、読み取ることが出来ません。CHKDSKユーティリティを実行してください。」エラーが頻発し、ついにはフォルダを開いても中身が空っぽ、書き込みもできなくなりました。データドライブとして運用していたため、購入3ヶ月で壊れるほど酷使していませんし、まずは初期不良を疑いました。
そして1分くらい経ったところで「GPTパーティションとXPの相性問題か?」と、Vistaに接続し直したところ、これがビンゴ。中のファイルも残っていましたし、読み書きも通常通りできました。
Hitachi GPT Disk Managerがどういう仕組みでWindows XP にGPTパーティションを認識させているのかは定かではありませんが、やはりソフトウェア的に認識させるというのは不安定ですね。3TB超のHDDは諦めてVista以降のWindowsに接続して使うことにします。
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