いつの間にか、プレイ時間が11時間を超え、物語も中盤にさしかかりつつあることから、ここらへんで改めてこのゲームについて思うところをメモ書きしておきます。ファースト・インプレッションのエントリーと合わせてご覧下さい。今回は若干ネタバレを含みます。
- 1時間ごとに次回予告のように差し込まれる短編ムービーがかっこよすぎる。KEEP OUTと同じく、これもまた物語にぐっと引き込ませる演出。
- 豆知識満載のTIPがだんだんネタの方向に走り出す。が、JUMPが含まれることも少なからずあるので見つけたら欠かさずチェックしてしまう自分がいる。
- TIPの中には文章だけでなく、画像や動画による解説も。さらに、TIPを開く度に動画の内容が変わるものがって、細かいところまで遊び心が行き届いている。
- 走っているシーンを静止画で表現するのがいかに難しいか、思い知らされる。ただ被写体がブレてるだけに見えないように写す苦労が写真から伝わってくる。
- それにしてもさすが実写と思った。俳優の表情や演技が文字だけのサウンドノベルに命を吹き込んでいる。(当たり前っちゃ当たり前だけど)
- まったく関わりのない主人公の糸がゆっくりと絡みついていく。後半に行けば行くほど、KEEP OUT→他人からのJUMPが重要になってくる。
- 進め方によっては一度「TO BE CONTINUED」を解除しなければならなくなることも。同じストーリーを2度繰り返す手間を省くためにも、全主人公を並行して進めていった方がよい。
- CMでもたびたび登場する、車の爆発シーンは見物。コントローラーの振動をONにしていると連動する。
- BAD ENDを経験すればするほど、「あ、この展開でこのBGMはBAD ENDだな。」とわかるようになる。とはいえ、BAD ENDを見た回数も後々重要になってくるので、タイムチャートに戻らずにしっかり見るようにしている。
- 主人公5人以外(つまり脇役)の行動を変え、特定の場所に導かないと先に進めなくなるポイントがある。直接指示できる主人公とは違い、脇役には選択肢が出ないので、やや難易度が高い。自分は一度ここで頭がこんがらがった。
- オートセーブがされた直後でなくとも、メニューからタイトルに戻るを選択した時点で改めてセーブされる。区切りの悪いところでも中断できる親切設計。
- …タマはただの着ぐるみネコではない。
ストーリーが進行するにつれ「なんでこんな選択肢がこんな結果に?」とか「この選択肢はストーリーの進行には関係ないだろうと思ったら重要分岐だった」と思うことが何度も出てきます。改めてシナリオの深さ、収録された回り道/行き止まりの多さに驚くばかり。
スマブラXと違い、ロードに時間も掛からないことからおそらく一層ディスクだと思うのですが、これがもし二層ディスクだったら…と思うとぞっとします。
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