428 ~封鎖された渋谷で~、ファースト・インプレッション

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428 パッケージ

注文から約10日。Amazonで注文した「428 ~封鎖された渋谷で~」がようやく届きました。昨日の深夜にメール便で届いていたようなので、午前中のうちに早速開封して数時間プレイしてみました。ネタバレしない程度に感想を箇条書きしてみます。

  • 予約特典のメイキングDVDはネタバレ満載なので、一度ゲームをクリアしてから見た方がよい。
  • パッケージを見て初めて、ニンテンドーWi-Fiコネクション対応であることを知る。WiiConnect24を使ってゲームの隠し要素の情報などを配信してくれるらしい。ゲーム自体にオンライン機能があるわけではない。
  • ゲームのオープニング(タイトル)が表示されるところまで、1時間かかった。のっけからすごいボリューム。
  • 音楽の完成度の高さは予想通り。緊迫したところ、コミカルな展開ごとに棲み分けがされているし、マッチしている。
  • 逆に予想していなかったのはSE(効果音)。基本的に文字を読み進めていくだけのサウンドノベルにとって、SEは重要要素という認識はあったが、このゲームの効果音はとっても臨場感があり、リアル。
  • 画質はさほど気にならない。ほとんどが静止画のパンやズーム処理なので、めいいっぱいズームしているときにすこしあらが見える程度。
  • Wiiリモコン縦持ちがキホンスタイル。プレイ前に説明書を読む限りでは、横持ちの方が疲れにくいのでは?と思っていた(縦持ち/横持ちの他、クラシックコントローラーにも対応)。が、いざプレイしてみると縦持ちでも何の問題も無し。
  • ゲーム内時間の60分ごとに物語に区切りがあるのだが、操作する主人公を切り替えられることもあって、60分×主人公の人数分、プレイ時間が掛かる。2時間ぶっ通しでやっても、ゲーム内では1時間ちょいしか進まない。
  • ある主人公のシナリオを読み進めていると、途中で「KEEP OUT」と表示され、他の主人公のシナリオを進めないと、ゲーム自体先に進めなくなる。このKEEP OUTが出るタイミングが絶妙。とても気になる展開のところで止められてしまうので、休む間もなく他の主人公を進めたくなる。この展開は、人によってワクワクするか、イライラするかに分かれると思った。
  • 思っていた以上にBAD ENDが多い。必ず見なければならないBAD ENDが多数存在する。
  • 本作のメインシステムである「タイムチャート」の使い心地はなかなか。主人公だけでなく、分岐点ごとに切り替えできるので、思ったところにピンポイントで切り替えられる。
  • ロード/オートセーブが早い。ちょこっと画面下にセーブ中を示す文字が出たと思ったらすぐ消える。ロードにいたってはロード中の文字すら出ない。オートセーブのポイントも多いので、やめようと思ったらすぐにやめられる。
  • 各主人公のシナリオが複雑に絡んでいるので、無意識に頭も使う。空いた時間を利用して少しずつプレイする、というスタイルは不向き。
  • ガイド/ヒントがこれでもかというくらい親切。サウンドノベル初心者や、説明書を見ない人にもわかりやすく解説されている。
  • 用語解説が時にはまじめに、時にはトリビアのような雑学知識を与えてくれ、勉強にもなる。
  • ゲーム画面にケータイの番号や車のナンバープレートが多数出てくるが、もちろん架空の番号だと思われる。

サウンドノベルという冠を持つゲームはこれが初プレイだったわけですが、結果として買って良かった。
開始10分で作品に引き込まれたし、やっとこさ1時間プレイしたと思ったらゲームタイトルが表示される序章に過ぎなかったりと、ボリュームも満点。加えて、音楽やSEの完成度の高さや、ロードのストレスも無しといったシステム面でも十分完成されている印象。
プレイ時間はまだ2時間ほどですが、これならファミ通クロスレビューで満点が付いても不思議ではないと思いました。年末はこのゲームにどっぷり時間を費やすことになりそうです。

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