最初に故障が発覚してから1年ほど放置していたWiiConnect24の不具合の件。ようやく修理に出しましたが、そのWiiが本日戻ってきました。
修理中にもゲームをプレイする為、2台目のWiiを確保し万全の状態で臨んでいましたが、金曜日の午後にサービスセンターに送付し、次の金曜日の午後には戻ってきたので、修理期間は1週間ちょうどということになります。
今回修理に出すのは2007年1月に購入したWii本体で、保証期間はとっくに切れている為、有償修理は覚悟していました。修理の参考価格を見ると、Wiiのネットワーク回りはCPU基盤の交換になるようで、最低でも5,000円、最高でも7,800円を予想していました。
が、戻ってきたWiiの姿は当初の予想とは異なったものでした。添付されてきた修理明細票を抜粋すると。
- 本体内部の基盤が故障していた
- 処置として本体交換を行った
- シリアルNo.が変更になったほか、故障の影響で一部データの取り出しが出来なかった
で、修理代金は税込み6,500円でした。修理の参考価格を見ると、この価格は「ドライブユニット」の交換にあたる価格で、実際に部品交換としてドライブユニットが交換されたことが記載されていました。
一言で言うならば、保証期間が過ぎたWiiが6,500円+送付時の送料で新品になって戻ってきたということでしょうか。ただ、一部データの取り出しができなかった点が気になる為、一通り確認してみると、次のような結果になりました。
Wii本体設定
項目 | 引き継ぎの有無 | 備考 |
---|---|---|
本体ニックネーム | ○ | |
カレンダー | × | 修理前Wiiは実時間より15分進んでいたが、本体交換により実時間に戻っていた |
画面 | × | アスペクト比やプログレシップ設定が初期化 |
サウンド | × | 工場出荷状態の「ステレオ」に |
ペアレンタルコントロール | × | |
センサーバー | △ | 「バーの位置」は保存されていたものの、「バーの感度」は初期化 |
インターネット | × | |
WiiConnect24 | × | |
個人情報 | × | Wiiの間や出前チャンネルで使った住所情報も含め初期化 |
Wiiチャンネル
項目 | 引き継ぎの有無 | 備考 |
---|---|---|
Wii伝言板 | △ | 「今日の出来事」は消失、任天堂からのお知らせメールは引き継ぎ |
アドレス帳 | × | |
デフォルト以外のチャンネル | × | |
SDカードに保存しておいたチャンネル | × | すべて起動不可に |
SDカードに保存しておいたセーブデータ | ○ | 本体にコピー後、正常にロード/セーブできた |
似顔絵チャンネル | ○ | |
過去に作ったMiiの編集 | ○ | |
Miiを使うチャンネルのデータ | × | |
Miiを使うゲームのデータ | × |
本体交換になったのにも関わらず、Miiの編集が可能であった点はうれしかったのですが、実際には「同じMiiなのに交換後の本体では別のMiiとして扱われる」ため、Miiにゲームデータを保存している「Wii Sports」や「はじめてのWii」といったソフトのセーブデータは消失してしまいました。苦労したWii Sportsの熟練度や獲得したメダルも0からやり直しです。
同じ理由で、「Wiiの間」や「みんなで投票チャンネル」のセーブデータも消失、まっさらな状態になっていました。SDカードにバックアップしてあったチャンネル類も全滅。購入履歴から無料で再受信することになります。
20,000円する新品のWiiが7,000円弱で届いたといえばうれしい反面、失ったデータもの大きさも相当なダメージとなって返ってきました。WiiConnect24が動作しないだけで、あとは普通にゲームができていたため、修理に出さなくても良かったかな…とちょっぴり後悔も味わうことになりましたとさ。
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