任天堂は20日、携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の国内販売台数が500万台を突破したと発表しました。ニュースリリースも出ています。
プレスリリースの中で、任天堂は歴代ゲーム機の販売台数グラフを掲示し、「発売52週目での500万台突破は歴代最速」と表現しています。ちなみに、一世代前の「ニンテンドーDS」は56週目、その前の「ゲームボーイアドバンス」では58週目にそれぞれ500万台を突破しています。一つだけ据え置きハードとして折れ線グラフに掲載されている「Wii」は発売から60週目で500万台を突破しています。
任天堂株式会社(京都市南区、社長岩田聡)は、2011年2月26日発売の「ニンテンドー3DS」の日本市場での販売が年末商戦に引き続き、年明け以降も好調に推移したことで、昨日(2月19日)時点で、国内流通各社から当社が直接入手した販売データにより、推定累計販売台数(セルスルー)が、500万台を超えたことをお知らせいたします。
任天堂は、この国内市場最速の500万台突破の理由を「年末商戦と年明け以降の売り上げが順調に推移」したため、としています。たしかに、この数ヶ月の間にカプコンの『モンスターハンター3G』や、『スーパーマリオ3Dランド』『マリオカート7』といったビックタイトルを次々に投入したことが功を奏したようです。
一世代前の「ニンテンドーDS」が全世界累計で1億2889万台販売したことで、ゲームボーイ以来の携帯型ゲーム機売上世界歴代1位の座を塗り替えた輝かしい成績があることから、ニンテンドー3DSもこの調子で息の長いハードになってくれることを望みます。