株式会社ミクシィは、当初今年の春に予定していた同社運営のWebサービスmixiの招待制の廃止、登録制への移行を2009年度下半期に延期すると発表しました。
INTERNET Watchによると、mixiアプリの先行投資やプロモーション費用の増加が予想されるため、上場後初の減益になる見通し。
mixiの招待状廃止については2008/11/29に言及していますが、それが延期された理由の一つにmixiアプリの存在があるようです。
mixiアプリはmixiのサイト上で動作するアプリケーションで、現在mixi Developer Centerでβサービスが行われています。2009年8月にまずはPC版で正式サービスが予定されています。9月からは開発者支援のための広告プログラムも開始するとのこと。
今回の延期理由はこのmixiアプリがユーザーの手でどのように広がりを見せていくか、その動向を見守るためだとしています。
登録制に移行すればユーザー数が増えることは容易に想像できますし、そういった意味ではmixiアプリという目玉サービスをリリースした後、改めて移行時期を検討するほうがユーザーも混乱せずに済みそうですね。