マイクロソフトは9日、プレス向けにWindows 8イベントの開催を予告しました。日時は2012年2月29日15:00から。日本時間ですと23:00となります。
タイトルは「Windows 8 Consumer Preview」となっていることから、このイベント内で一般消費者向けのWindows 8プレビュー版がリリースされることになります。
現在はDeveloper Preview、すなわち開発者向けのバージョンが公開されているWindows 8ですが、最大の特徴はタイル上のアプリケーションをタップorクリックするMetro UIを採用していること。Windows Phoneでも採用されたこのインターフェイスがWindows本体にも取り込まれることとなります。
さらに複数メディアの情報によると、Developer Previewで残されていたDesktopのスタートボタンがConsumer Previewでは廃止されているとのこと。そもそもWindows 8のDesktop上に置かれたスタートボタンはMetro UIのメイン画面に戻るためのボタンで、そこからプログラムメニューを表示したり、アプリケーションを実行したりすることはできません。そういった意味では「従来と同じ位置にあるのに、出来ることが全然違う」Windows 8のスタートボタンは混乱の元となると考え、廃止された可能性が高くなっています。スタートボタンが採用されたWindows 95から12年、タッチインターフェイスの導入により、その役目を終えることとなります。
Consumer Previewの次は製品候補版となる「Release Candidate」となります。開発も折り返し地点にさしかかっているものと思われます。
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