Lunascapeは14日、Firefoxアドオンに対応したタブブラウザの最新版「Lunascape 6 ORION αバージョン」を公開しました。開発ブログに記事が掲載されています。Internet Explorer向けアドオン、既存のLunascape向けプラグイン、Firefoxアドオンをネイティブにサポートするタブブラウザは世界初とされています。
公開された最新バージョン「6 ORION」は現在アルファ版となっており、数々の不具合が内包されている可能性があります。既存のブラウザの設定などのバックアップを行ってから試すことを強くお勧めします。
Lunascapeはバージョン5からIEで採用しているTridentエンジン、Firefoxが採用しているGeckoエンジン、Safariが採用しているWebKitエンジンのトリプルレンダリング機能を搭載したブラウザとして注目を集めてきました。今回アドオンも取り込むことで、まさに「ブラウザ一つで何でも出来る」と言えるようになるのではないでしょうか。
アドオンの数ではFirefox向けが一番多いため、これはかなりのインパクトです。軽量ブラウザことGoogle ChromeもFirefoxの一部アドオンを有志が移植していますが、Lunascapeは「移植作業すら不要にした」点が大きいと思います。