今月に入ってから、画像を別のドメインから呼び出すサイトが増えてきました。多くはJavaScriptを使って動的に呼び出しているようで、Firefox用アドオンNoScriptを入れている人は、該当するドメインを許可しないと画像が表示されないサイトが出てきています。
Twitterは次の通り。
- メインドメイン
- twitter.com
- 画像ドメイン
- twimg.com
- JavaScriptが未許可の場合
- 画像は表示されるものの、「フォローする」ボタンが動作せず、フォローできない
YouTube
私がこの方式を最初に確認したYouTubeは次の通り。
- メインドメイン
- youtube.com
- 画像ドメイン
- ytimg.com
- JavaScriptが未許可の場合
- ホーム下部の「おすすめ動画」「ただいま再生中」の画像サムネイルが非表示に
ニコニコ動画
国内最大とも言える動画投稿サイト、ニコニコ動画も本日この方式を導入した模様です。
- メインドメイン
- nicovideo.jp
- 画像ドメイン
- niimg.jp
- JavaScriptが未許可の場合
- 「ランキング」の画像サムネイルが非表示に
Yahoo! Japan
ポータルサイト、Yahoo! Japanも採用しています
- メインドメイン
- yahoo.co.jp
- 画像ドメイン
- yimg.jp
- JavaScriptが未許可の場合
- メールの上の広告が非表示に
現在確認できたサイトはこの4つだけですが、共通して言えるのはドメイン名が「サイトのイニシャルもしくは略」+「img」となっていること。私が最初に見たのはYouTubeでしたので勝手に「YouTube式画像ドメインの切り方」と呼んでいますが、もっと前から実施しているサイトがあるかもしれません。
最近はWWWを付けないURIが主流になりつつあることもあってか、Web業界では画像の呼び出しにも短い別ドメインを利用することで、更なるHTMLソースの軽量化が行われているのかもしれません。