VLCの設定のしづらさは異常

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昨日からVLC media player 0.9.6を使い始めましたが、設定項目の多さとわかりにくさは他のメディアプレイヤーをぬきんでていると思います。それでも使い続ける理由は「動画ウィンドウとコントロールウィンドウを分離することができる」点と「動画再生時のCPU使用率が低い」点。
前者は特にマルチディスプレイ環境で有効です。片方の画面で画面いっぱいに動画を表示させておき、となりの画面に再生位置やプレイリストを並べておくといった使い方ができます。後者は5年前のPCにも関わらず、1920×1080のフルHD動画を再生してもCPU使用率が100%に張り付かない唯一のメディアプレイヤーだから、という個人的な理由。

VLC 設定画面

まず設定画面を開くと出てくる謎のチェックボックスの数々。いきなり「静かに」と言われても。マウスポインタを当てると英語が表示され、そこでようやく「すべての警告と情報メッセージを非表示にする」という意味だとわかります。ここら辺の日本語訳の適当さ加減もひどいことながら、一部は英語表記のままだったり。だったらいっそのこと言語表示を英語のままにした方がいいのかもと思ってしまうほど。

あと、肝心の設定のほとんどはVLCプレイヤーを再起動しないと反映されないということに気がつくのにずいぶん時間が掛かりました。いくら最大音量をいじっても反映されないと思い、一旦VLCを終了後、再度開いてみると爆音で鼓膜が破れそうになる、という体験をして分かりました。

それでも慣れてくると設定の豊富さに驚き、カスタマイズ性が高いことが分かります。動画ウィンドウは常にこの座標にこのサイズで表示する、なんて設定もできるし、常にインターレース解除のフィルターを掛けながら再生することも可能。これらの設定項目は「シンプル」では出てこないので、下の「設定の表示」のオプションボタンを「すべて」表示に変えた後、「高度なオプションを表示する」にチェックを入れてVLCを再起動することで変更できるようになります。

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