Adobeは1日、Flash Playerの最新版となる10.2のベータ版を公開しました。ダウンロードはAdobe Labsから。Windows, Mac OS X, Linux版がダウンロード可能です。
なお、今バージョンは2010年9月にリリースされたFlash Player “Square” プレビュー版を置き換えるものではない為、64bit OSでネイティブに動かしたい場合や、IE9のハードウェアアクセラレーション機能を有効にしたい場合は、10.2 betaと"Square"の同時インストールが必要です。
10.2の新機能は「Stage Video」と呼ばれる新しいAPIをサポートしたこと。バージョン10.1からGPU支援が有効になりましたが、Stage Video APIではさらにスケーリングや色変換の処理もCPUからGPUに肩代わりさせることにより、さらなるCPU負荷の軽減を図っています。
How efficient is hardware acceleration in Flash Player 10.2 beta? Using Stage Video, we’ve seen laptops play smooth 1080p HD video with just over 0% CPU usage.
via Launching Flash Player 10.2 Beta « Adobe Flash Player Team Blog
Adobeいわく、Stage Videoを使った場合のCPU負荷は「ノートPCで1080pの動画を再生しても0%を少し超える程度」としています。CPUのスペック不足でなめらかに再生できなかった動画も、10.2 betaならGPUの性能次第ではスムーズに再生できるかもしれませんね。
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