アドビは18日、PDF文章作成ソフト「Acrobat」シリーズの最新バージョンとなる「Acrobat X」を発表しました。ニュースリリースも出ています。
発売日はAcrobat X StandardおよびProのダウンロード版が11月15日、パッケージ版が12月1日。Acrrobat X Suiteのダウンロード版が11月24日、パッケージ版が12月10日となっています。
今回のAcrobat X発表に伴い、PDFリーダーも「Acrobat Reader X」にバージョンアップされます。現在のところAdobe – Adobe Readerのダウンロードから入手できるバージョンは9.4となっており、Acrobat Xの製品発売に合わせて置き換わるものと予想されます。
これに合わせて、オンラインサービスAcrobat.comの機能強化も発表されました。具体的には大容量のファイルが送受信できる「SendNow」、文書を簡単にPDFに変換できる「Create PDF」という新機能が加わることになります。
今やWordファイルのPDF化はOfficeが標準サポートしているということもあり、今更という感じもしますが、どこまで差別化をはかれるか、注目ですね。
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