2012年もまもなく1ヶ月が終わろうとしています。この時期から忙しくなってくるのが「確定申告」でもあります。
そんな確定申告を自宅から行うことが出来るのがe-taxですが、国税局のサイトにアクセスすると、推奨環境を記載したページがあります。
- Windows 7 + Internet Explorer 8 / 9 + Adobe
Reader 9 / X - Windows Vista + Internet Explorer 7 / 8 / 9 + Adobe
Reader 9 / X - Windows XP + Internet Explorer 6 / 7 / 8 + Adobe
Reader 9 / X - Mac OS 10.5 + Safari 5.0 + Adobe Reader 9 / X
- Mac OS 10.6 + Safari 5.1 + Adobe Reader 9 / X
ここでまずおや?と思ったのがMac OS 10.7の記載が無いこと。2011年7月にダウンロード販売が始まったMac OS X Lionですが、e-taxはシステムの仕様が追いついていないのか、サポート外となっています。
大丈夫かな、と思い念のため環境確認のページにアクセスして見るも、やはり10.7は推奨環境外となっていました。仕方が無いので、Windowsから申請を行おうとすると…
なんと、Windows Vista (64bit)も推奨環境外と判定されてしまいました。WIndows VistaとIEの組み合わせならいけるだろうと思っていただけに、64bitだけサポート外と言われるのは意外でした。実際、この注意を無視して先に進むと、公的個人認証サービス利用者クライアントソフトの起動で失敗してしまい、先に進めません。
悩んだあげく、結局推奨環境を満たす環境を急遽用意しました。それが…
Mac OS X 10.7 (Lion)上で動かすWindows 7という組み合わせに。VMware Fusionがこんな形で活躍するとは思いませんでした。
ちなみに64bit版のWindowsの対応状況ですが、XP・Vistaは駄目で7ならOKのようです。カードリーダーのドライバの相性を確認しつつ、早めの申告をおすすめします。