株式会社radikoは3日、IPサイマルラジオ配信サイトradiko.jpの今後の展開予定を発表しました。ニュースリリースも出ています。
今春以降、現在の在京、在阪の13 局の放送局に加えて、関東、関西の周辺局並びに名古屋、北海
道、福岡の放送局へと拡大してまいります。現在、約30局近い新たな放送局が参加を予定しており、実
用化試験配信開始に向けて準備中でございます。その後、広島、仙台、静岡、そして全国へと順次拡
大を検討してまいります。
ということで、今後は順次配信エリアと参加放送局が続々と増えてくることになりそうです。新たに配信となる局は、以前のradikoと同様にまずは「実用化試験配信」を行い、その上で正式サービスとなるようです。
個人的には全国レベルのサービスになるのであれば、地域ごとに視聴できる放送局を制限する必要は無くなるのでは、と思います。全国どこにいても、radikoで配信されている全放送局を聞くことが出来れば、ユーザーの現在位置に関わらず常にラジオ番組を楽しめるわけで、その方が固定リスナーの獲得にも繋がると思うのですが。
今後も、「難聴取の解消」や「ラジオの聴取機会の拡大」に向けて、あらゆる可能性を模索
し、より多くの方にラジオをお楽しみいただける環境を整えてまいりますので、引き続き、皆様のご支援
を賜りたく、お願い申し上げます。
radikoの方向性が「難視聴の解消」である限り、その地域制限の撤廃は厳しそうですね。まずは今春以降参入してくるラジオ局の発表を待つことにします。