2010年6月に発売され、高い評価を得ているWii用ソフト、ゼノブレイドのセカンド・インプレッションをお届けします。購入の経緯についてはWii用ソフト「ゼノブレイド」を注文を、3時間ほどプレイした印象についてはWii用ソフト「ゼノブレイド」ファースト・インプレッションをご覧下さい。現在のプレイ時間は35時間ほど。今回は若干ネタバレを含みます。
- プレイ前、一番の不安材料だった「ゼノシリーズ未経験の影響」は全くなし。話のつながりもないので、ゼノシリーズ未経験者でもOK
- 一応、主人公のシュルク以外もプレイヤーは操作可能だが、やっぱりシュルクでのプレイが楽しい
- ファースト・インプレッションでも触れた戦闘システムは相変わらずすばらしい。加えて戦闘BGMも複数用意されており、ピンチになったとき、形勢が逆転したときに場を盛り上げてくれる
- 装備変更やジェムの管理画面は操作性が悪い。ソートしてもどの装備が今のキャラクターに合っているのかがわかりにくい。ジェムの管理についてはソート機能がほとんど役に立たない
- ストーリーが進むと進入不可になるエリアがある。回収しきれなかったアイテムなどは取りに行けなくなってしまう。進入不可になる前に何らかの警告が欲しかった
- 朝と夜とで全く印象が変わるフィールドがある。特に序盤の「燐光の地ザトール」の夜はBGM・演出ともにすばらしい。ずっと聞いていても飽きないBGMのひとつ
- ストーリーが「人とのつながり・信頼」にウェイトを置いている為、町の人との会話が非常に重要。キズナを広げない限り、受注できないクエストが大部分を占める
- フィールド間を自在に移動できる「スキップトラベル」が非常に便利。しかし、ランドマーク間でしか移動できない点は残念。ピンポイントで「ココ!」という風に指定できるようにして欲しかった
- レベルアップに必要な経験値はロケーションを発見するだけでももらえる。しかし、それだけを頼りにしているとボス戦でレベル差が開きすぎるので、結局はコツコツとクエストをこなしていくことが大事に
- ユニークモンスターは討伐クエストを受けてから倒した方がよい。クエスト受注前に倒してしまっても時間が経つと再度出現するが、その時間が余りも長いときがあるので、受注前に倒すことは非効率的
- パーティは最大3人。そこからもれたメンバーはムービー時のみ登場となる。しかし、戦闘後の経験値はパーティ外のメンバーにも割り与えられる模様
- 19型ブラウン管テレビだとミニマップのランドマークアイコンとクエストアイコンの区別が付かない。アスペクト比4:3のテレビだと上下に黒帯が入るので、できるかぎり16:9でのプレイを推奨
ファースト・インプレッションでは気がつかなかった細かい不満はちらほら出てきたものの、ストーリーとフィールドBGM、そしてシームレスな戦闘システムは相変わらず高評価です。プレイ開始後5時間くらいで遭遇するコロニー9侵攻イベントから急展開をむかえ、物語に一気に引き込まれていった気がします。
気がつけばプレイ時間が40時間近くなったのにもかかわらず、ストーリー自体はまだ序盤が終わるか終わらないかと言ったところ。あまりのボリュームに、年内いっぱいは楽しめそうな作品になること間違いなしですね。
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