Googleは4日、DNSサーバGoogle Public DNSを立ち上げました。Official Google Blogにも記事が掲載されています。
Google Public DNSを利用するにはTCP/IPバージョン4のプロパティ「優先DNSサーバー」と「代替DNSサーバー」に次のIPアドレスを指定するだけ。
- 優先DNSサーバー: 8.8.8.8
- 代替DNSサーバー: 8.8.4.4
これでGoogleのDNSサーバーを経由してインターネットに接続することになります。Googleはページビューが多いサーバーを中心にクロールしているため、アクセス数が多いサイトほどページの表示が高速になるとのこと。
8.8.8.8と8.8.4.4をnslookupすると、次のような値が返ってきます。
名前: google-public-dns-a.google.com
Address: 8.8.8.8
名前: google-public-dns-b.google.com
Address: 8.8.4.4
tracert 8.8.8.8の結果は上記の通り。おおむね40msで返答が返ってきています。
世界中にDNSの網を張り巡らし、どこからでも高速な返答を実現しているようですね。今月のGoogleはストリートビューやら、日本語入力システムやら、マップのアップデートやら、怒濤の機能・サービスラッシュになっていますね。いやはやすごい。
そのうち、インターネットに接続する=Googleのネットワークに入ると同義になるときが来るのかもしれません。