IEEE 802.11nがまもなくドラフトを卒業、バッファローが対応製品を値下げへ

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IEEE 802.11nが今年の9月に正式承認される見通しが立ったことで、バッファローは19日、同社製無線LANの親機と子機の40製品を11nに正式対応させることを発表しました。プレスリリースも出ています。
また、一部対応製品の値下げも発表されました。プレスリリースはこちら。

IEEE 802.11nは2006年3月にドラフト規格となり、各社から対応製品が発売されていました。最大伝送速度の理論値は11g(54Mbps)の約6倍の300Mbpsとなっているほか、複数のアンテナを使って送受信を行うことが出来るため、安定性も向上しています。過去の規格である11a,b,gと相互接続ができる点も特徴です。

ドラフト11nと正式11nは互換性が保証されていない点がネックになっており、現在流通しているドラフト11n製品がそのまま使えるかどうか不安がありましたが、無線LANの相互接続性認証試験を行うWi-Fi Allianceが「ドラフト11nの認証試験に合格した製品はそのまま正式11n製品と認定する」と発表したことで、今回の対応製品発表と値下げを行うことが出来たものと思われます。

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